環境対応型コンベヤ洗浄機エネサーキュ
カーボンニュートラル時代の洗浄ソリューション
世界的なトレンド
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世界的なカーボンニュートラルの推進
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自動車電動化の波、HEV、PHEV、BEV
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①自動車用電気部品の生産増大
電池ケース、バスバー等、電気系大型部品高速洗浄ニーズの増大
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②洗浄工程の脱炭素化
炭化水素洗浄方式から水系洗浄方式への移行が加速
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EV用大型電気部品への水系大型コンベヤ洗浄機の適用増加
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EV用電気系統大型部品も2030年には
約2倍増加(予測)
世界的にカーボンニュートラルの推進が叫ばれている中で、 自動車のEV化も飛躍的に進展し、電気部品の生産が増大しており、車載用リチウムイオン電池の世界市場は5年後には2倍になると予測されています。
これに伴い、電池を収納する電池ケースや、電流を流すための電気系大型部品の生産も増大しています。
また、生産工程における脱炭素が挙げられます。従来は炭化水素を使った洗浄機が多く使われていましたが炭化水素使用量の削減から、水系洗浄方式に移行が加速しています。
この2つのトレンドより、高速かつ大型部品に対応できる水系大型コンベヤ洗浄機のニーズに貢献するための環境対応型コンベヤ洗浄機「EneCirQ」(エネサーキュ)を完成 させました。
洗浄機業界初 となるCO2削減効果の特徴
EneCirQ(エネサーキュ)は複合的な省エネ対策と熱対策を組み合わせたのが特徴です。
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- ① 当社独自技術による「ヒートポンプ式排気熱回収装置」
- ② 流体シミュレーションに基づく「風量増幅水切りノズル」
- ③ ムダな熱を効率的に回収する「ヒートサーキュラ機構」
EneCirQ(エネサーキュ)の最大の優位性は、下記のとおり従来洗浄機(当社CVモデルケース)との比較において消費電力を約30%削減できるところです。
洗浄機業界初 となる CO2削減効果の特徴
比較項目 | 従来洗浄機(当社CVモデルケース) | 新開発環境対応型コンベヤ洗浄機EneCirQ |
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消費電力 | 消費電力が多い | 30%削減 |
CO2排出量 | 多い(消費電力に比例) | 30%削減(CO2削減量:49t-CO2/年) |
大型コンベヤ装置の場合 | 消費電力230kw | 50~85kw削減(予測) |
EneCirQ(エネサーキュ)のCO2削減技術は、自動車向け洗浄機に限定するものではなく、幅広い業界(建機、工作機械、精密機器、医療、食品等)に適用可能な基本技術であり、今後多くの分野でのCO2削減が期待できます。
髙橋金属株式会社のご紹介
世界に広がる、環境対応型洗浄技術。
髙橋金属では、「お客様の事業価値、成長性、競争力、収益性の向上」を目的とした「ワンストップサービスPlus+」のご提供を強みにしています。環境にやさしい産業用電解イオン水洗浄機(洗浄装置)「TIWS」シリーズのメーカーとしてオリジナル商品の開発・製作にも積極的に取り組み、世界へ向けて弊社の技術を提供しています。
3600台を超える生産台数実績を元に最適な洗浄機をご提案
1998年に日本で電解イオン水洗浄機の発売を開始し、自動車や家電を始めとしたさまざまな産業のお客様に洗浄機を納品させていただいております。2005年に中国現地法人を設立。2011年にはタイ現地法人も誕生し、各国で設備のご提案、設計製作およびアフターサービスを提供させていただいております。これまでのグローバル累計販売台数は2024年に3600台を超えました。お客様に合わせた最適な設備をご提案し生産性の向上や電解イオン水による環境負荷低減、カーボンニュートラル活動に貢献いたします。