高橋金属株式会社

Problem Solving課題解決事例

課題解決事例

洗剤洗浄機にイオン水生成装置をドッキングpart1

洗浄液寿命の大幅延長・洗浄不良も解消!

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背景

プレス加工後の部品をアルカリ洗剤にてスプレー洗浄をしておられました。
お客様がご使用されていた洗剤の洗浄液は新液の時から白く濁っており、洗剤の効果がどこまで続くのか分からないまま使用されていました。
洗浄装置においては1槽式の洗浄槽のため、定期的(3日に1回)に洗浄液を交換されていました。
アルカリ洗剤により洗浄装置内は白く結晶化しており、水拭きしても結晶が浮き出てくるので清掃に時間がかかるため、ほとんど拭き掃除はせずに洗浄液を入れ替える作業のみをされていました。

お客様のご要望

お客様より下記の1~3の項目に対する要望がありました。
1.アルカリ洗浄液の劣化による洗浄不良をなくしたいので、洗浄液の管理がしやすい洗浄液に変更したい。洗浄装置の更新は考えておらず、現状のアルカリ洗剤を変更したい。
2.洗浄液の交換頻度が多いので、洗剤の使用量及び、廃液量が多くなり、洗剤の購入費や廃液の処理費用が高いことから、洗剤の使用量を減らしたい。
3.洗浄性においては、目視で油のべたつきがない程度まで洗浄したい。

当社からのご提案

1.お客様がご使用されているアルカリ洗剤を当社の電解アルカリイオン水(TIWS)に置き換えることができるかどうか、現状の設備の条件に基づいて当社の試験場にて電解アルカリイオン水洗浄を行いました。
  アルカリ性電解水でスプレー洗浄を行ったところ、目視評価において洗浄後は油のべたつきは見られず、アルカリ洗剤洗浄品のような洗剤のムラは残りませんでした。
2.お客様の加工油は油性であり、アルカリ洗浄液は乳化しますが、電解アルカリイオン水は油と水で分離することができるため、油水分離装置で油を回収することで電解アルカリイオン水に溶け込む油分を少なくして洗浄時の油水の再付着を減らすご提案しました。
3.更に洗浄槽の液を定期的に抜き取り、洗容化装置にて蒸発させて濃縮減容して廃液量を減らすことで、洗浄槽には新しい電解アルカリイオン水が補給されるので洗浄液の寿命を延長できることを提案しました。
  また、洗浄液の廃液量も濃縮されることでは廃液量を減らすことができ、廃液の処理費用も減らすことができることをお勧めしました。

お客様の声

アルカリ洗剤から電解アルカリイオン水に切り替えることで洗浄液の交換頻度が減り、洗剤よりも電解アルカリイオン水の方が安全面等で取扱やすいのが最も作業環境に安心感を与えることができたと喜んで頂きました。
また、電解イオン水生成装置(TIWS-IW)導入後において、今までの洗剤の購入費用及び、廃液の処理費用を10分の1に削減することができたとのことです。
洗浄品質も安定しているとのことで洗浄不良が解消されているようです。

DATA
製品カテゴリー 電解イオン水生成装置・油水分離装置・減容化装置
業種 自動車
対象物 プレス部品
材質 鉄系
対応エリア 東海地区

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