高橋金属株式会社

Problem Solving課題解決事例

課題解決事例

プレス部品洗浄機を炭化水素から水系に置き換え

炭化水素から水系へ・洗浄方式の切替を実現

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背景

お客様において、これまで炭化水素洗浄機を保有しておられました。
洗浄する際にプレス加工後のワークをカゴに投入して洗浄機へ投入されていました。
洗浄機はバッチ式(分割生産方式)であるので、洗浄や乾燥の処理時間がかかっていました。
また、洗浄後のワークを洗浄カゴから次工程への通い箱へ移し替えるのにも手間がかかっておられました。

お客様のご要望

お客様より生産量が増えることから、プレスから直結で洗浄できるような連続生産方式(ノンストップ生産)にしたいとの要望がありました。
連続生産方式にすることで、洗浄する前と洗浄した後の洗浄カゴへのワークの移し替えにおいて手間を無くすことができ、更に省人化を図りたいとのことでした。
そのためには、炭化水素から水系への切り替えを行う必要があり、当社の水系洗浄のノウハウで実現してほしいとのことでした。

当社からのご提案

連続生産方式においては、当社のコンベヤ式スプレー洗浄をご提案させて頂きました。
洗浄液においては、当社の電解アルカリイオン水が炭化水素の洗浄品質に置き換えが可能かどうかが不安でした。
そこでお客様に当社にご来社頂き、洗浄テストを実施させて頂きました。
ぬれ張力試薬用混合液による濡れ性評価において、電解アルカリイオン水洗浄でもお客様の洗浄品質の基準値に達することができました。
お客様に電解アルカリイオン水を使用したコンベヤ式スプレー洗浄装置を導入いただきました。
お客様のご要望のプレス直結にも対応することができ、生産処理のスピードも上がったことで生産性の向上にも貢献しています。

お客様の声

電解アルカリイオン水を使用することで洗浄剤の購入費用も抑えることができ、ランニングコストの低減に繋がりました。
また洗浄カゴにワークを移し替える作業や炭化水素の液管理等の作業環境も大幅に改善でき、作業者の方に喜んで頂きました。

DATA
製品カテゴリー コンベヤ式洗浄装置
業種 家電
対象物 ブレード
材質 亜鉛メッキ鋼板
対応エリア 九州地区

Sustainability

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