水切りノズルの改良と熱風乾燥の進化で生産性向上
設備更新(水切乾燥性進化)による生産性UP
背景
お客様にてご使用されてきた既存の洗浄装置が老朽化してきており、部品の故障が多発しておりました。
故障した部品において、年数経過によりメーカー製造の中止や欠品や受注生産による納期遅延があり、
洗浄装置のメンテナンスにも限界があるため、新規の洗浄装置を検討されておられました。
お客様のご要望
既存の設備が稼働出来ている間に、新規の洗浄装置をを導入したいとご依頼がありました。
また、洗浄装置の導入にあたっては、既存の洗浄機よりも洗浄品質や生産性の向上を図りたいとのご相談もありました。
既存の洗浄機は水切り不足により、取出し口で社員が手作業で水切りを実施されており、手間がかかっておられました。
当社からのご提案
お客様の既存の洗浄機を拝見させて頂き、ワークの投入方法や洗浄、水切りの状態、洗浄性について確認させて頂きました。
また、当社の洗浄装置でお客様のワークを洗浄試験して、現状洗浄品よりも洗浄性が良好であることを確認しました。
水切ノズルの設置方法の改良を検討し、耐熱ブロワ使用による熱風乾燥の方法を組み合わせて、水切り性を向上させるご提案をさせて頂きました。
水切り性を向上させることで、既存の装置よりも更に処理速度を速くできるようにし、生産性の向上を図るようにしました。
お客様の声
既存の洗浄機の処理速度が3m/分でしたが、今回導入頂いた新しい洗浄装置では5m/分で洗浄することができたと喜んで頂きました(生産性向上率:166%)!
また新しい洗浄装置はカスタマイズ仕様で、作業安全にも配慮した装置にしたので、お客様にご満足頂けました。
DATA
製品カテゴリー | コンベヤ式スプレー洗浄装置 |
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業種 | 自動車 |
対象物 | 車載ディスプレイ用部品など |
材質 | 亜鉛鍍金鋼板 |
対応エリア | 東北地区 |