サンティウスプラス

サンティウスプラスは、手指の衛生管理を目的とした自動洗浄・乾燥装置である。手を差し込むだけで、電解水による除菌洗浄と、オゾンエアーによる乾燥を自動で行う機構が組み込まれており、作業者が直接操作することなく、短時間で衛生状態を整えることができる。

洗浄には、次亜塩素酸を含む電解水が用いられ、手肌に優しく、かつ高い除菌効果を発揮するのが特長である。また、洗浄後の乾燥にはオゾンを含むエアーを利用しており、これによって細菌やウイルスの再付着を防ぐとともに、さらなる除菌効果が期待できる。手洗いと乾燥が一体化されているため、衛生管理の徹底が求められる食品工場や医療現場、研究施設などでの利用に適している。接触を最小限に抑えた設計は、交差汚染のリスクを低減し、衛生環境の維持に大きく貢献する。加えて、使用する水や電力を抑えた構造となっており、環境負荷やランニングコストの低減も図られている。誰でも簡単に扱える操作性と高い衛生性能を兼ね備えた装置として、非接触型の衛生管理を重視する現場から高い評価を受けている。